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2016-07-18 19:29:50
Posted by dsfdsffsd
Category: 国内市況
空中戦を意識し始めた飛行機ですが、初期にはプロペラを傷つけないように翼の上や後部座席などに機関銃が据え付けられて戦いました。1915年、命中率を高めるため、初めて機関銃をプロペラ回転範囲の内側につけた飛行機はフランスの「モラーヌ・ソルニエ L」と呼ばれる機体で、プロペラに装甲をつけて自らの機関銃弾を防ぐという大胆な方法で搭載しました。また、「モラーヌ・ソラニエ L」と同時期、ドイツではプロペラブレードの隙間を銃弾が抜ける「同調装置」を搭載した「フォッカー アインデッカー」と呼ばれる機体が開発されます。これは戦闘機として始めて設計された機体であり、投入時に発揮された驚異的な戦闘力は、短い期間ですが「フォッカーの懲罰」として恐れられ、連合国を圧倒しました。
手前の機体右翼側、よく見るとロケット弾を搭載している
戦中は連合国と同盟国は互いに新型機を次々と導入しており、より強力な機体が登場するたびに制空権が移り変わっていきました。空中戦の規模はどんどんと大きくなり、数十機が入り乱れる戦いも行われていたようです。当時の機体としてはイギリスの「ソッピースキャメル」、フランスの「SPAD S.VII」、ドイツの「アルバトロス」シリーズ、撃墜王レッドバロンの愛機「フォッカーDR.I」が有名。『バトルフィールドI』のトレイラーではイギリスの「ブリストルファイター」「ソッピースキャメル」、ドイツの「フォッカーDR.I」が確認されています。
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