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危険ドラッグ服用で中毒の少女を放置、死亡させる 建築作業員の男を逮捕
2015-01-21 15:23:57
Posted by 早漏防止シート
Category: 国内市況
危険ドラッグを一緒に使用した交際相手の少女が急性薬物中毒となったのに、適切な治療を受けさせず死亡させたとして、静岡県警沼津署と県警捜査1課は21日、保護責任者遺棄致死の疑いで、同県富士市江尾、建築作業員、嘉山和仁容疑者(32)を逮捕した。嘉山容疑者は「薬物使用の発覚を恐れて通報しなかったわけではない」と容疑を一部否認している。
逮捕容疑は平成25年12月30日午前0時40分ごろ、沼津市足高のホテルで交際相手の無職少女=当時(18)=とともに危険ドラッグを使用、少女は急性薬物中毒で錯乱状態になったが、薬物使用の発覚を恐れ適切な治療を受けさせず、同日搬送先の病院で少女を死亡させたとしている。
同課によると、嘉山容疑者は同日午前1時20分ごろ、錯乱状態になった少女を連れて車でホテルを出て、車内で様子を見ていたという。その後、少女は意識障害を起こすなど、さらに症状が悪化したため、約3時間後に救急医療センターに運んでいた。
少女は多臓器不全で死亡しており、県警では危険ドラッグの服用と少女が死亡した因果関係の裏付け捜査を1年以上にわたって慎重に進めていた。