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2008-08-27 19:02:12
Posted by sakai
Category: その他
上記のエントリー題を少し考えてみました(上記は大瀧雅之先生から頂戴した論題です)。
まず後付けではなく、それこそリアルタイムにリフレ派(デフレ不況を脱却するために低インフレ政策を要求する人たち)は一貫して、現状を90年代から今日まで
「徹底した金融緩和」ではなく、「不徹底な金融緩和」として認識しています。
特に90年代から03年までは事実上の金融引締め(実質利子率が高止まりという意味)で考えていました。これは拙著であれば野口旭さんとの共著『構造改革論の誤解』(2001年)を読まれればこれが跡付けでもなんでもなく当時からいままでに至る認識だとわかるでしょう。