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2008-04-27 14:34:27
Posted by freeid
Category: 企業
米国の信用力の低い個人向け住宅融資(サブプライムローン)問題の余波で、大手消費者金融、武富士が300億円の損失を出した問題が金融界で波紋を広げている。巨額損失が発生した主因は、メリルリンチ日本証券を取りまとめ役に行った仕組み債の価値がサブプライム問題による市場の混乱で暴落したため。しかし、メリルが組成した仕組み債は本来、高い安全性や元本確保の確実性が求められる社債のディフィーザンス(債務の実質返済)には不適切で、「リスクの説明も十分に行われていなかったのでないか」(金融当局筋)との疑義が出ているためだ。