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2016-06-07 19:19:57
Posted by dfbdfbzb
Category: 国内市況
『Total War: WARHAMMER』は正規シリーズとしては10作目。ジャンル的にはストラテジーゲームとなりますが、戦略から戦術までを扱っており、RTSの要素まで含んでいる本シリーズを形容するジャンルは見当たりません。その最初の作品は2000年にリリースされた戦国時代を舞台とする『Total War: Shogun(旧名Shogun: Total War)』で、当時2Dが主流であったRTS界隈に衝撃を与えました。その後は、中世ヨーロッパを舞台とした『Total War: Medieval』、古代ローマ時代を舞台にした『Total War: Rome』が登場。その人気を確立していき『Medieval 2』『SHOGUN 2』『ROME 2』といった従来設定の続編がリリースされたほか、『Empire』や『Napoleon』などで銃砲が戦場の主役となる近世の時代を舞台とするなど挑戦的な面も見せるシリーズです。
ドラゴンに乗る敵将軍とドワーフの戦士
本作シリーズのゲームシステムは勢力間の外交や内政、そして軍団の編成/移動をするターン制の「戦略パート」と、軍団同士の激突時におけるリアルタイム制の「戦闘パート」に分かれており、勢力同士の総力戦(Total War)を余すところなく楽しめるのが売り。特に戦闘パートでは数人から100人ほどで構成される部隊を1ユニットとなるため、多数のユニットが参戦する戦場では数百から数千もの兵士が入り乱れる大規模な戦いが繰り広げられます。また、ユニット同士の相性、側面や背面といった概念、状況によって変化する兵士の士気など細かな戦闘要素が盛り込まれており、美しく迫力満点の3Dグラフィックと共にリアリスティックな戦闘システムは高い評価を得ています。