テレビ広告とインターネット広告の今後
広告大手の電通が言うには、日本の広告市場はGDPの約1%であるらしい。
下図(GDPの推移)をみると直近5年間のGDPの前年比伸び率はプラスであり、好景気だったたるゆえんであろう。
また、直近5年間の日本の広告市場も、GDPの約1%が広告市場であることから、もちろんそれに比例して好景気だったと推測できる。
しかし、下図(広告費の推移)を見てほしい。
直近5年間のGDPは成長しているにもかかわらずテレビ、ラジオは、ほぼ横ばい、新聞は下降している。
2005年より新基準のため単純比較はできない、と但し書きがあるが、それならば2005年から2007年の3年間でみても、テレビの広告市場がまったく伸びていない。
その点、インターネットは飛躍的に市場規模を拡大している。
この示唆は非常に大事ではないだろうか。