投信セミナー(かいたく投信 楽知ん投信 セゾン投信 さわかみ投信)
昨日(08年6月1日)にかいたく投信及び楽知ん投信主催の「長期投資セミナー」に行ってきました。
現在は、日本株のみでの資産運用ですが、これからは自分の資産の数十%は、投資信託にお願いしようと考え参加を決意しました。
この手のセミナーに行ったのは初めてだったので、勝手がわからないのですが、感想として。
- 参加者は約130人と満席、20歳代の参加者もちらほら
- ポジショントークがすごく、説明不足で根拠が乏しい
- これが一番驚いたのだが、「さわかみ投信」の運用方針
- その「さわかみ投信」の組み入れを考えている「かいたく投信」
参加者は約130人と満席、20歳代の参加者もちらほら
参加者の年齢層がかなり若かったような気がしました。30歳代が一番多かったと思います、20歳代の方もちらほら参加されていて喜ばしい限りです。それだけ株式市場が大きくなりますね。
ポジショントークがすごく、説明不足で根拠が乏しい
これはちょっとネガティブなイメージなるかもしれませんが。
ちなみに、かいたく投信 楽知ん投信の方以外にもパネリストとして、セゾン投信の代表者の方とさわかみファンド代表者の澤上氏が出席されていました。
まずポジショントークがすごい件ですが、これはまぁしょうがないことですけど、「うちのファンドなら安心」的にもとられかねない発言が目立ったようなきがします。セゾン投信の代表者の方は、まるで自社商品を宣伝しに来られたかのような感じでした。
説明不足で根拠が乏しい件は、FOF(ファンドオブファンズ)のリターン = リターン × ファンドの組成力 と力説されていたのですがこの式の意味がまったく分かりませんでした。ひょっとしたらファンドの組成力には、1より小さい数字が入るということなのでしょうか?具体的に数値を入れて説明してほしかったです。
あともう1点、株式投資と投資信託の比較の説明にもかなり疑問がありました。(計算式で説明されていたのですが、その式の概略だけ覚えていて、詳細を思い出せませんので省略します。)
「さわかみ投信」の運用方針
セミナー終了後に澤上氏に伺ったのだが、さわかみファンドではDCF法で企業価値を算出していないとのことです。なにを基準に投資対象を選ぶのかと聞いたところ、良い企業に投資するということでした。それでも何度も質問して分かったのですが、多分こういうことだと思います、価値創造をつづけるバリュードライバを持つ企業に投資する。
価値創造をつづけるバリュードライバを持つ企業に投資するのは賛成ですが、割高で買っても・・・・・・・。
「さわかみ投信」の組み入れを考えている「かいたく投信」
かいたく投信のファンドマネージャーは、ファンドマネージャー歴23年らしいですが、DCF法を採用していないさわかみ投信を組み込むことに積極的らしいです。実際、さわかみ投信には実績はあるのだが。
なかなか考えされられるセミナーでした。