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インデックスHD、今期も最終赤字見通し 3期連続

» 2009年04月13日 07時00分 公開
[ITmedia]

 インデックス・ホールディングス(インデックスHD)は4月10日、2009年8月期の連結業績予想を修正し、最終損益が84億円の赤字になる見通しだと発表した。最終赤字になれば3期連続となる。株式関連やアトラスの業務用ゲーム撤退で損失を計上するのが響く。

 連結売上高は前回予想から300億円減の800億円になる見通し。企業向けモバイルパッケージソフトの開発遅れの影響や、アトラスの業務用ゲーム撤退分、子会社インターチャネル株式の一部売却による持分法適用関連会社化などが影響する。

 一方、企業向けモバイルシステムの受注や放送局との共同運営サイトの会員数増加などがあり、アトラス、マッドハウスの減益をカバー。営業利益見通しは前回予想から2億4000万円増の27億4000万円に上方修正した。

 ただ、株式市場の低迷による株式の売却損・評価損や事業撤退損が発生。従来は5億円の黒字としていた経常損益見通しは44億円の赤字とし、最終損益も3期連続の赤字になる見通し。

 配当予想も修正。前回予想は年間200円としていたが、前期同様に無配とする。

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