1日終盤(日本時間2日早朝)のニューヨーク外国為替市場で、ドル/円が157円台後半から153.00円まで4円超下落した。その後は154円半ばまで戻し、取引が始まった東京市場では155円後半まで上昇している。市場では4月29日に続き再び介入観測が出ているが、日本政府は実施したかどうか明らかにしていない。
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