【5月22日 AFP】米経済の不振を反映して、米国人の半数以上は今年の夏休みにどこも出かけずにお金を貯める。こうした傾向が、米インターネット検索大手のヤフー(Yahoo!)の求人サービスYahoo! Hotjobsが21日に発表した世論調査で明らかになった。

 Yahoo! HotjobsのTom Musbach氏は「景気後退によって、レイオフ(一時解雇)が進み人手不足な反面、仕事量は増加し業績向上圧力は強まっている」と指摘する。

 オンラインアンケートに応じた回答者1100人のうち、51%が夏休みを取らないと回答、2007年の45%から大きく増加していることが明らかになった。

 また、回答者の44%が前年に比べ仕事量が増加したと答え、「疲れきっている」と回答した割合も前年の49%を上回る57%に達した。

 米国人がストレスを感じる主な原因は、リソース不足や過剰労働、不十分な管理体制、米経済の景気後退、そして「上司」だという。(c)AFP