米NASDAQは9月30日、Google株に誤発注があり、同日の一部の取引を取り消したことを明らかにした。
取り消し対象は、同日15時57分から16時2分(米東部時間)までに、400.52ドル以下、425.29ドル以上で実行されたGoogle株の取引。これらの取引は、ほかのマーケットセンターからNASDAQ市場への誤発注によるものとしている。
NASDAQはこれに合わせて、30日の終値を調整し、400.52ドルとした。この決定に対する異議申し立てはできないという。
Google株はこの日、前日終値の381ドルを上回る395.98ドルで寄り付き、その後は410ドル前後で推移していた。しかし引け直前に480ドル以上に急騰し、その直後に200ドル台に急落した。取引終了時の株価はおよそ341ドルだったが、NASDAQの調整により正式な終値は400.25ドルとなる。
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