【9月26日 AFP】日本経済新聞(Nikkei)は26日、野村ホールディングス(Nomura Holdings)が買収で合意した米証券大手のリーマン・ブラザーズ(Lehman Brothers)の欧州・中東部門の取得金額が、わずか2ドルだったと報じた。

 日経によれば、野村HDは同部門の従業員を引き受ける一方、リーマンの会社資産は引き継がない方針で、破格の安値での買収を実現したという。

 同じく野村HDが買収するリーマンのアジア部門については、同社は約2億2500万ドル(約238億円)を支払い、雇用と資産などの両方を引き受けるとしている。(c)AFP