【9月23日 AFP】22日のニューヨーク・マーカンタイル取引所(New York Mercantile ExchangeNYMEX)の原油先物相場は、米政府が発表した大規模な金融機関救済策とドル安を背景に、急騰。同市場での1日の上げ幅としては過去最高を記録した。

 同市場では、指標となる米国産標準油種の軽質スイート原油(10月渡し)が前週末比16.37ドル(16%)高の1バレル=120.92ドルで取引を終えた。

 同日の取引では、8月29日以来初めて1バレル=110ドル台を超え、一時1バレル=130ドルちょうどまで上昇した。

 ニューヨーク市場が高騰した背景には、米国産標準油種の軽質スイート原油の10月渡し分の取引が終了したという要素もあるという。次に指標となる同11月渡し分は、前週末比6.62ドル高の1バレル=109.37ドルで取引を終えている。(c)AFP