カナダ中銀、金利据え置き 米関税で深刻な景気後退の可能性も
カナダ銀行(中央銀行)は16日、主要政策金利を2.75%に据え置いた。金利据え置きは8会合ぶり。マックレム総裁は、米国の関税措置の影響を見極めたいとし、状況がより明確になるまで慎重に政策決定を進める考えを示した。
ウクライナ、米との鉱物巡る協議で「大きな進展」=第1副首相
ウクライナのスビリデンコ第1副首相は16日、米国との鉱物資源に関する協議では「大きな進展」が見られ、近い将来に覚書に署名することで合意したと明らかにした。
WTO、25年貿易量予想を大幅下方修正 米関税受け0.2%減に
世界貿易機関(WTO)は16日、2025年世界のモノの貿易の見通しを10月時点の3.0%増から0.2%減に大幅に引き下げた。トランプ米政権が発表した関税とその波及効果により、新型コロナウイルス感染拡大のピーク以来、最悪の落ち込みにつながる可能性があるとした。
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焦点:米関税「見直し」求め閣僚協議へ、先陣切る日本 長期戦も視野
赤沢亮正経済再生担当相が訪米し、世界に先駆けて米関税措置の見直しに向けた交渉に臨む。米側が問題視する非関税障壁の見直しでは、交渉カードの乱発を避けたい考えを崩しておらず、結論を得るまでの曲折も予想される。日米首脳間での妥結に向け、7月の参院選をまたぐ長期戦となる可能性がある。