【5月14日 AFP】13日のニューヨーク・マーカンタイル取引所(New York Mercantile ExchangeNYMEX)の原油先物相場は、午前の取引で国際エネルギー機関(International Energy AgencyIEA)が原油の世界需要予測を下方修正したことを受け下落する場面もみられたが、一時1バレル=126ドル98セントをつけ史上最高値を更新した。その後、前日終値比1ドル57セント高の1バレル=125ドル80セントで取引を終えた。同市場では前日も、一時1バレル=126ドル40セントの史上最高値を記録したばかりだった。

 ロンドン(London)の原油先物市場でも、北海ブレント(Brent North Sea)原油(6月渡し)が前日比1ドル19セント高の1バレル=124ドル10セントで取引を終えた。

 パリ(Paris)に本部があるIEAは同日、5月の石油市場月報を発表し、2008年の原油需要予測を前月の予測から日量で約39万バレル下方修正し、日量8680万バレルとした。また、2007年の原油世界需要量を日量8580万バレルと発表した。(c)AFP